食べる

【葵区・茶の芽】注目の「するがヌーン茶」静岡茶のアフタヌーンティー体験

いま静岡市葵区で注目されている、ちょっと変わった体験があります。ありそうでなかった静岡茶のアフタヌーンティー「するがヌーン茶(ティー)」です。老舗の煎茶と和紅茶で和洋折衷のスイーツを楽しむ華やかなティーセットを体験しました。

するがヌーンティーの仕掛け人

静岡県中部で「するがヌーン茶」というお茶に関する新たな取り組みが始まったということで、仕掛け人と待ち合わせをしました。

JR静岡駅から車で約25分。藁科街道沿いにお茶カフェ「茶の芽」があります。

静岡の魅力を発信する増田遥さんが今回の仕掛け人。

するが企画観光局・増田遥さん:
静岡のお茶をたくさんの人に楽しんでもらうために、静岡茶のアフタヌーンティーを企画しました

増田さんが企画したのは、2023年12月から始まったイベント「するがヌーン茶」です。

冬場のオフシーズンを盛り上げようと、お茶を主役にしたスイーツセットがさまざまな店舗で楽しめるんです。県中部の茶農家やカフェが取り組みに参加しています。

老舗「茶の芽」は和洋折衷のするがヌーンティー

なかでも「茶の芽」は、老舗が手掛けるお茶カフェ。

茶の芽アフタヌーンティー(1800円)」を提供しています。こだわり満載のアフタヌーンティーに感動しました。

緑茶と和紅茶の2種類に、和洋折衷6種類のスイーツの組み合わせ。

緑茶は「上級煎茶 福の香」、和紅茶は「本山和紅茶」です。

スイーツはどれもお茶に合うように計算して作っているそうです。

まずはかわいい形の練り切り「手毬」から。

テレビ静岡・弦間彩華アナウンサー:
甘さはほんのり、心安らぐ甘さです

茶の芽・佐藤智美さん:
アフタヌーンティーのために甘めにつくっているので、お茶もどんどん飲んで下さい

弦間彩華アナウンサー

煎茶の「福の香」は、甘みと香りが際立っているお茶です。低めの温度で入れて甘みをより感じるようにしています。

地元の本山茶を使った和紅茶は、「ごまみそだんご」とよく合うんです。みその塩気がよくきいていて、他の甘いお菓子の中でお口直しの役割をしてくれます。

茶の芽・佐藤智美さん:
本山和紅茶は渋みが少なく香りが高いのが特徴です。普段紅茶をあまり飲まない方でも飲みやすいと思います。煎茶だけなく和紅茶も入れることで、洋風なお菓子とも合うように考えました

本山和紅茶

「お茶は2種類以上」にした理由

するがヌーン茶の定義は2種類以上の静岡茶を使うこと。 それには仕掛け人の増田さんこだわりの理由がありました。

するが企画観光局・増田さん:
お茶所の静岡でも中部に位置している駿河には、いろんな所にお茶畑が点在していています。土地ごとそれぞれの異なる味わいのお茶を、みなさんに楽しんでほしいと思いました

そんな「するがヌーン茶」は県内24カ所で楽しめます。

期間は2月末までですが、茶の芽では特別に3月まで開催。予約がおすすめです。

【画像】記事中に掲載していない画像もいっぱい! この記事のギャラリーページへ

■店名 茶の芽
■住所 静岡市葵区大原1827
■営業時間 10:00~17:00
■定休 月・第3火 ※祝日の場合翌日
■問合せ054-270-1313

【もっと見る! お茶を楽しむ記事】

アバター画像
静岡のみなさん、おかえりなさい。月~金、夕方4時50分から放送中!静岡県内のニュースや話題のスポット、気になる明日の天気まで、余すところなくお伝えしています。
  • BLOG